アイドマ・ホールディングス 少子高齢化問題に立ち向かい、新たな市場を創り出す

株式会社アイドマ・ホールディングス 代表取締役 三浦 陽平
─ 御社の事業内容を教えてください。
三浦:在宅ワーカーを活用した営業支援サービスです。

国内では、65歳以上の人口割合が2060年には約3分の1となり、労働人口の減少と共に、企業は採用が困難になっています。

一方で、育児や介護、定年を迎えた方など、「働きたくても働けない」方々が700万人以上いるのが日本の現状です。

当社では、働きたくても働けない方々を「在宅ワーカー」として抱え、
企業の採用難に対して、営業業務のサポートを行っています。実際に、営業業務の一部を担うのが、在宅ワーカーです。

企業の営業課題・人手不足問題の解決と、働きたくても働けない方々の就労機会を増やすという 社会貢献性の高いサ―ビスを提供しています。
─ 三浦社長の起業の経緯を教えてください。
三浦:学生の頃から、起業を志していました。いかなる分野であっても営業のスキルは必要であるとの思いから、新卒採用を支援する会社で営業を行っておりました。

しかし、ちょうどその時、リーマンショックが起こり、リストラや新規採用を抑える企業が増えました。

その一方、世界的な不況の中で、営業力の強化を求める企業が増えていることを感じました。

「企業の営業課題」と「社会問題となっていた就労・雇用」という、2つの問題を解決することで、社会に貢献できると思い、起業を決意しました。
─ 経営者として一番大切にしていること、常に心がけていることを教えて下さい。
三浦:「顧客にとって何が一番益になるのか」
経営者としてのみならず、アイドマ・ホールディングスの行動規範はこの一文につきます。そのためにはまず他者の視点に立つ、という想像力、洞察力の駆使を最重要視します。営業は、無から有を作りだすという点で、芸術と比類し得るクリエイティブな職業です。

我々は常に想像力を働かせ、顧客の心象の理解に努めなければなりません。 顧客の利益を追求することがアイドマ・ホールディングスを成長させ、また個々の従業員の成長にとっても最短の道であると考えます。
─ 最後に今後のビジョンをお願いします。
三浦:当社の経営戦略のテーマは、“Work Innovation”です。

Workには2つの意味があり、
●Work=企業の業務
●Work=働き方

「企業の業務改革」と「働き方の改革」を先頭切って進め、来る少子高齢化時代に、新しい活路を見い出し、社会に貢献していきたいと考えています。

そのために今後は、営業業務だけではなく、企業が抱える様々な業務をお任せ頂けるよう、事業領域を広げていきたいと考えています。