~子連れママたちが圧巻の快進撃!1年で生産性10倍に~ キッズスペース付き コールセンター『ママワークスペース』 更なる潜在労働力活用を目指し全国展開へ

2017年11月よりキッズスペース付きコールセンター『ママワークスペース』(埼玉県さいたま市与野本町)を運営している株式会社アイドマ・ホールディングス(本社:東京都豊島区、代表取締役:三浦 陽平)は、更なる潜在労働力の活用を目指し、地方自治体の協力も視野に全国各地へ『ママワークスペース』を拡大することで、労働力人口減少問題や待機児童問題を解決し、社会に貢献していきたいと考えています。

『ママワークスペース』は、子連れ出社可能、自由度の高いシフト制度など、ママの働きやすさを追求した結果、定着率、生産性ともに高い組織へと成長しています。その運用ノウハウに注目した企業・行政から続々と問い合わせが入り、1月には滋賀県議会議員の方々が現場視察に来るなど、各方面から関心を集めています。

現場視察に来られた滋賀県議会議員の皆様現場視察に来られた滋賀県議会議員の皆様

ママワークスペースとは『ママワークスペース』は“働きたいと思ったらすぐに働ける”をコンセプトに作られたキッズスペース付きオフィスです。

開始当初は当社のマーケティング部門として運用していましたが、2019年1月より当社の子会社である、株式会社meet inのオンラインコミュニケーションツール『meet in』の営業を行うコールセンターとして本格始動しました。小さなお子様連れのママたちが日々活躍し、たった11ヶ月で1,100社との契約が成立、顧客獲得単価も1年間で1/10にコスト削減させるなど、待機児童問題に悩み、これまで潜在労働力としてくすぶっていたママたちの能力の高さが浮き彫りとなりました。

現在、全体で69名(コールメンバー:50名、営業事務メンバー:10名、見守り業務メンバー(保育士6名、保育補助経験者3名)のママたちが働いており、このメンバーで月間新規契約を平均で100件以上打ち出すことのできる高い生産性を持った組織へと成長しました。

また、キッズスペースはコールセンターのすぐ隣に併設されており、避難訓練(不定期開催)、感染症対策(次亜塩素酸での消毒)など、安心の環境を整備しています。

利用料もこの高水準を持った民間のキッズスペースとしては破格の1時間180円と、利用者に負担の少ない料金設定にて運営しています。
 

 

3ヶ月に1度開催しているメンバー感謝祭の様子(クリスマス会)3ヶ月に1度開催しているメンバー感謝祭の様子(クリスマス会)

 
  • 試行錯誤の繰り返し、決して順調ではなかった滑り出し
開始当初は未完成であった組織体制ゆえのママ同士のトラブルや、子供の見守り業務に関して意見の食い違いなどが発生、離職率も高く本来の業務以外の部分でも課題が盛り沢山でした。

そのような数々の問題に一つずつ真摯に対応し、フラットな組織体制作りと各チームの役割やサポートなど明確なルール付けを行うことで、ママ同士のトラブルは激減、潤沢なコミュニケーションが生まれた結果、生産性向上へとつながりました。

また、キッズスペースに関しては様々な意見を考慮した上で独自の規定を基準に採用者を選定、さらに預ける側と預かる側でのルールを徹底したことにより双方の満足度も向上しました。また自身の子供を連れて出勤している見守り業務メンバーも多く、“ママ”という共通点がチーム全体の団結力アップへとつながっています。
 
  • 半身麻痺のママが支えてくれたコールセンターのキックオフ
働いているママの中には、様々な事情を抱えている方もいらっしゃいます。立ち上げ当初には、病気の後遺症で半身麻痺のママが採用面接に訪れました。彼女は働きたくても、障がいの影響でなかなか働けなかったそうです。最初こそぎこちなく、涙する日もありましたが、数カ月後には大活躍をしてくれる主力メンバーとなりました。今はお子様が成長したためママワークスペースは卒業し、優秀な在宅ワーカーとして働いています。

保育園問題をはじめとした様々な障壁から働きたくても働くことが難しかった彼女たちは、限られた時間の中で最大限のパフォーマンスを発揮しています。
 
  • 今後の展望
今年もそろそろ4月の保育園入園の結果が出始めている時期となりましたが、政府が2017年度末までの待機児童解消を目指し2013年から取り組んできた「待機児童解消加速化プラン」は、昨年2019年4月に発表された待機児童の数1万6772人と、諦めて申し込みしなかった人を含む潜在的需要数を考えるとまだまだ問題は山積みである一方、企業の人材不足による深刻さは日々増しているのも現実です。

これらの問題を打破するべく立ち上げた『ママワークスペース』と、実際運用してからわかった数々の問題に真剣に向き合ったからこそ得られた血の通った数々のノウハウは当社の最大の強みであり、その手法自体が大きな武器となっています。今後もキッズスペース付きのコールセンターの増設や、働き方の多様化など、まずは日本の労働人口減少の解決に向け企業として貢献していきたいと考えています。


【 アイドマ・ホールディングスについて 】
アイドマ・ホールディングスは「すべての人の夢の実現に貢献する」という経営理念、「世界の可能性を広げる」というビジョンを指針としています。夢を実現したい人が、場所や時間、そして環境などで実現を妨げられる様々な制約を、世界中から無くしていく事であると定義しています。
そのような制約を世界的な規模で無くすことの出来る企業グループ群を創出し、世界の可能性を広げるといったビジョンを実現することによって、「すべての人が夢を実現できる社会」を創り上げていきます。
ママワークス(https://mamaworks.jp/ )、BIZMAPS(https://biz-maps.com/)、meet in(https://meet-in.jp/)などは、理念実現のため、アイドマ・ホールディングスが提供しているサービスです。


■会社概要
商号 : 株式会社アイドマ・ホールディングス
設立 : 2008年12月22日
代表者      : 代表取締役 三浦 陽平
資本金及び資本準備金 : 88,100,000円(2020年1月31日現在)
本社所在地 : 東京都豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東5号館 4F
TEL : 03-5985-8290
FAX : 03-5985-8291
ホームページ   : https://www.aidma-hd.jp/